2022年9月30日より開催される世界卓球成都大会に出場予定の伊藤美誠選手について紹介していきたいと思います。
プロフィール
所属チーム | スターツ |
Tリーグの参戦チーム | 日本生命(2022~) |
戦型 | 右シェーク裏表前陣速攻型 |
生年月日 | 2000年10月21日(21歳) |
出身地 | 静岡県磐田市 |
主な戦績 | |
2017年・2018年全日本選手権 | シングル優勝 |
2016年リオデジャネイロ五輪 | 団体銅メダル |
2021年東京五輪 | 女子シングル 銅メダル |
混合ダブルス 金メダル | |
女子団体 銀メダル |
最高世界ランク | 2位(2020年4月) |
現在の世界ランク | 5位(2022年8月) |
主な経歴は?
両親ともに卓球選手という家庭に生まれ、2歳から卓球を始めました。
4歳の時に水谷隼選手のお父さんが代表を務める、豊田町卓球スポーツ少年団に入団して、指導を受け、なんとその4歳の時にはもう大会に出場するなど、大物選手になりそうな卓球サラブレット感漂う英才教育を受けていきます。数々の大会で福原愛選手以来の最年少記録を塗り替えるなど、幼少期から活躍をしていました。
静岡県出身でしたが、中学校からは大阪へ。昇陽中学校へ進学し関西卓球アカデミーを拠点に練習しています。
2013年には卓球のナショナルチームスポンサーのスターツと所属契約を結んでいます。2013年はまだ若干13歳なのですが、この年に平野美宇選手とダブルスで全日本選手権で最年少勝利を、ITTFのワールドツアーでも最年少での表彰台を飾るなどメキメキと台頭を表していき、なんと2013年7月の世界ランキングでトップ100に入る快挙を収めています。
その後も順調に戦績を残してきましたが、またしても日本卓球界初の快挙を成し遂げるのです!
それは・・・
2021東京オリンピックでの水谷隼選手との混合ダブルスで、日本卓球界史上初となる金メダルを獲得しました。
そして女子シングルスで銅メダルを獲得!
2016年のリオ五輪で水谷選手が獲得して以来、シングルスでのメダル獲得は日本人では2人目、女子選手では初のメダル獲得となっています。
その昔卓球はマイナースポーツ扱いでしたが、日本=卓球強豪国というイメージをもたらしてくれ、余り卓球を見ない人でも、興味を持たせてくれる。本当に日本を牽引する選手に成長してくれています。
この2000年前後の生まれの選手、伊藤選手をはじめ平野美宇選手や早田ひな選手など黄金世代と言われています。この最強世代の活躍を見る事が出来る世界卓球が楽しみでなりません。
今回の世界卓球での活躍も期待できますが、現在は2024年パリオリンピックの代表選手選考会か話題になっています。
2022~Tリーグにも参戦
今回からオリンピック出場に向けての選手の選考基準が変わってきているようで、コロナ禍もあり国際大会の開催が少ない可能性も含め、今年から国内のオリンピック選考会を開催するようになりました。
9月4日の第3回オリンピック選考会では優勝を飾っています!
日本卓球協会からの案内では、そのオリンピック選考会での結果やTリーグでの個人成績なども選定基準として加味されることとなり、世界戦を照準に戦ってきていた伊藤美誠選手ですが、今年初めてTリーグに参戦することになりました。
スターツの所属契約はそのままに、Tリーグでは日本生命から参戦するとの発表がありました。
現在のダブルスのパートナーである早田ひな選手も日本生命ですね。そして現在の日本生命の村上恭和総監督は中学から拠点にしている関西卓球アカデミーの恩師であり、直接村上監督からの日本生命へのお誘いがあった様です。
やはりオリンピックを目標として女子でのシングルスの金メダルを取りたい。その思いが強く今回のTリーグ参戦を決めたようです。
Tリーグは9月10日から全部で20戦あり、その開催中に国際大会があるので日程調整など難しくなってくると思いますが、たくさんの活躍が見れるのは日本の卓球界においてとても貴重な事なので、是非今からの日本を担う下の世代の子たちともたくさん試合をしてもらいたいなと思います。
まずはこの世界卓球団体戦での日本のメダル獲得を期待したいと思います。
本人の公式HPなど
伊藤選手の最新情報は下記からどうぞ。
本人の公式Twitter(スタッフ管理)
(7) 伊藤美誠 スタッフ(公式)(@mima_staff)さんのメディアツイート / Twitter
伊藤美誠選手のHP
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